観葉植物 エコプラントについて
家や建物、オフィスの中には、有害な化学物質があふれています。
建物環境の変化、保温性やエネルギーコストを抑えるための
密閉性推奨、その空間で、合成資材から発生する気化物質、接着剤
洗剤、じゅうたん、タバコ、ペンキ、などから発散される
ホルムアルデヒド、アセトン、キシレン、アルコールなどなど。
シックハウスアレルギーなどの要因にもあげられています。
こんな状況の中、植物は、ストレスからの癒しの他
空気環境もきれいにしてくれる存在として親しまれてきました。
特に、NASA(アメリカ航空宇宙局)では、宇宙空間、生活空間において
植物が空気浄化の大きな役割を果たすという研究を行いました。
25年以上に及ぶ研究の集大成がまとめられた本
「エコ・プラント-室内の空気をきれいにする植物」B.C.ウォルヴァートン著
50種のエコプラントについて
気化化学物質をどの程度除去できるか
栽培の方法、加湿率などの紹介です。
植物によって、有毒物質の除去率も違い
たとえば、ホルムアルデヒド除去率が高いのは、
ボストンタマシダ。
アレカヤシはキシレン、スパティフィラムはアセトンの除去が得意だそうです。
屋外の大気汚染、屋内の空気のよごれ、
植物の力を借りてよりよい共生環境をつくりたいものです。
【エコプラント例】
アレカヤシ、テーブルヤシ、カンノンチク、ゴムノキ、ドラセナ、フィクス、
スパティフィラム、ポトス、ガーベラ、ベンジャミン、サンセベリア、バナナ、
コチョウラン、シクラメン、など